KAKEHASHI Tech Blog

カケハシのEngineer Teamによるブログです。

「大吉祥寺.pm 2025」と「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加してきました!

こんにちは。椎葉です。

9月6日(土)に武蔵野公会堂で開催された「大吉祥寺.pm 2025」へ参加してきました。楽しかったー。そして同僚の竹本さんと荻野さんは、同じ日に札幌で開催された「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加していました。ということで今日は、竹本さんと荻野さんと一緒にこの記事を書きます!

ではまず私が参加した「大吉祥寺.pm 2025」についてご紹介します。

大吉祥寺.pm 2025 で癒やされました!

「大吉祥寺.pm 2025に行きたいなー。でも大阪から行くのはちょっと遠いなー」と思っていたら、ちょうど社内Slackで @941 さんが「カンファレンス参加支援制度ありますよ」って言っていたので「これだ!」と思って、その制度を利用して参加してきました!

最初の yoku0825 さんのセッションを聞きたいなーと思っていたので、早起きをして新幹線に乗りました。実は武蔵野公会堂は2回目です。前回は2019年の「吉祥寺.pm 18」でした。久しぶりだなとわくわくしながら向かいました。

そのyoku0825さんのセッションでは、MySQLとMariaDBの歴史や関係が紹介されていて「そうだったのかー!」と驚きながら聞いてました。MySQLに対する「好き」が溢れるセッションでした。早起きしてよかった。

僕が社内で生成AIの導入推進をしていることもあって、生成AI関係の記事をたくさん書かれている azukiazusa さんのセッションもとても興味深く聞きました。3つのタイプのコーディングエージェントをどう使うかや、エンジニアの基礎力が大切など、そうだなぁと思いながら聞いてました。

また、ライトニングトークのレベルがとても高くてたくさん笑いました。Xで存じあげている nikkie さんのuvの話もよかったし、関西の勉強会でお会いしたことのある Masaki ASANO さんのプロポーザル駆動学習のお話も(あぁ、そうそう発表すると詳しくなるんだよなぁ)と思いながら聞いてました。

会場にはカケハシのメンバーもいて、ふだんはリモートなので直接会えたのが嬉しかったです。ランチを食べながら「1トラックだと、みんなで同じ時間を共有できていいですねー」って喋っていました。

カケハシメンバーとランチ

大吉祥寺.pmに参加して、僕は気持ちがとても癒やされました。いろんなコミュニティの人たちが全国から集まってきて、自分の「好き」についてお話ししているのを聞きながら、不思議な勉強会だなぁいいなぁと感じました。

X上で知ってる人と直接ご挨拶してお話できたりしたのもよかったです。本当に楽しい1日でした。ありがとうございました!!!

フロントエンドカンファレンス北海道2025

こんにちは、ogijunこと荻野淳也です。カケハシでソフトウェアエンジニアをしています。

椎葉さんが大吉祥寺.pmに参加していた日、私は「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加していました。 もともと昨年のタイムラインを見ていて盛り上がってるなあと思ったのをおぼえており、自分はフルスタックに動いてはいるものの最近はフロントエンドへの興味が強いので「いっちょ行ってみるか!」思っていたところ @941 さんから「誰か誘ってカンファレンス参加支援制度を使って行くのもいいですね!」と提案がありました。そこで希望者を募ったら入社間もない竹本さんが手を上げてくれて一緒に参加してきました。

ということで竹本さんに一旦バトンタッチします。


こんにちは、このテックブログでは初めまして。竹本です。

自分は07/01にカケハシにMusubiの開発をするエンジニアとして入社しました。 カケハシに入社して知り合いも少ない時期にも関わらずありがたいことにお誘いいただきまして、荻野さんと一緒にフロントエンドカンファレンス北海道に参加してきました!

最初に聞いたセッションはうなさんのHTMLクライテリアに関する発表でした。 プロダクトの品質、特にHTML等のコード品質は後回しにされがちで、品質の定義も人によってバラバラな中で、 ゴールを定め、品質のチェックツールを作り、得た結果を元に改善を重ねるという話が展開されて、 品質に対する情熱をひしひしと感じました。HTMLの品質についてはあまりよく知らない分野だったので、非常に興味深く聞かせていただきました。

続くセッションはmaroさんのWebGL2のお話でした。 発表者のmaroさんは韓国人の方で、なんとこの日のために韓国から来日されたそうでした。(会場でも驚きの声が上がっていました) 大規模なデータをリアルタイムで処理する際に、WebGL2を使うと非常に高速に処理できるというトピックスで、 「GPUを使うとこういうことができるのか〜」と非常に興味深く聞かせていただきました。 途中、maroさん自作のパフォーマンス計測サイトで、CPUとGPUで重たい描写をした時の処理時間をリアルタイムで見ることができたのですが、 その性能差にとてもびっくりしました。

その次のセッションはsakuさんのWebのデザインに関する発表でした。 WebのデザインはCSSという不完全な言語で、ブラウザや実行環境に依存するデザインシステムとなっている中で、 どのようにしてデザインが決定されるのか、どのような歴史を辿って今のような仕様になっているのかを詳細に解説したセッションでした。 非常に内容が濃く、自分が知らなかったCSSの知識や歴史の話が聞けて、新鮮で面白かったです。 改めてCSSは不思議な言語だなぁと感じました。

どのセッションもとても楽しく聞かせていただきました! 普段業務では深くまで入り込まない部分をフォーカスしたセッションが多く、好奇心が刺激されて技術に対するモチベーションが高まりました。 セッション以外でもお昼はGaudiyさんとご一緒させていただき、懇親会ではMIERUNEの方とお話しすることができました。 北海道という地で知り合いが増えたことも地方カンファレンスならではの良さだと思います。 改めて運営・登壇者の皆さん、本当にお疲れ様でした! 最高に楽しい1日でした!


はい、ということで再びogijunです。

竹本さんも満喫されていたようでよかったです。カンファレンスの様子はハッシュタグ #frontendo で追うことができますが、規模は小さいですが非常に熱量のある発表が多く、参加者の一体感も強くてとても面白かったです。

ひとくちにフロントエンドといっても内容も多岐にわたりましたが、そういったごちゃまぜの雰囲気の中で自分が関わっているwebの世界をぐいっと押し上げていこうという参加者の共通した思いが夏の札幌に熱く蠢いていました。

上で竹本さんも触れているCybozuのsakuさんの発表で引用されていた、Sir. Tim Berners Leeの言葉がまさにその雰囲気を表していたので、引用して終わろうと思います。

Vague, but exciting

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