KAKEHASHI Tech Blog

カケハシのEngineer Teamによるブログです。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

機械学習エンジニアが「機械学習を使わない」選択をした理由

はじめに こんにちは。機械学習エンジニアをしている藤本です。 「機械学習を使わないシンプルな方法に置き換えても良さそうだ」 これは、約4年間運用してきたMLモデルのパフォーマンスを初めて可視化した時の率直な感想です。この後、機械学習を使わないモ…

スクラムガイドを読む前に知っておきたい基本の考え方

こんにちは。処方箋データ連携チームのエンジニアリングマネージャーをしている吉田です。 普段はスクラムマスターとしてチーム開発に携わっており、スクラムを日常的に実践しています。 また、社内の「アジャイル研究会」にも参加しています。研究会では、…

エンジニアが Professional Scrum Master を受けてみた

処方箋データ連携チームでエンジニアをしている岩佐 (孝浩) です。 カケハシには「岩佐」さんが複数名在籍しており、社内では「わささん」と呼ばれています。 先日、Professional Scrum Master (PSM) I と II の認定試験を受験し、無事に合格することができ…

「大吉祥寺.pm 2025」と「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加してきました!

こんにちは。椎葉です。 9月6日(土)に武蔵野公会堂で開催された「大吉祥寺.pm 2025」へ参加してきました。楽しかったー。そして同僚の竹本さんと荻野さんは、同じ日に札幌で開催された「フロントエンドカンファレンス北海道2025」に参加していました。とい…

不確実な新規事業開発に立ち向かう。生成AIによる高速プロトタイピングと「設計タイムライン」活用術

こんにちは、患者向けサービス開発チームでエンジニアをしている種岡です。 カケハシでは社内で生成AIを活用した取り組みが活発に行われています。 生成AIは、もはや単なる効率化ツールではありません。ユーザーへ最速で価値を届けるための「強力な相棒」で…

SQLAlchemy でスロークエリの呼び出し元を追跡する

こんにちは、AI在庫管理のバックエンドを担当している沖(@takuoki)です。 今回は、スロークエリの呼び出し元の追跡が難しいという問題について、実際に取り組んだ解決策をご紹介します。比較的シンプルなアプローチでしたが、開発体験の大幅な改善につながっ…

障害対応での生成AIの活用事例:社内向け障害報告書作成の自動化

Pocket Musubi開発チームの開発ディレクター、松本です。 システムに障害はつきものです。カケハシでも時折障害が発生します。開発ディレクターの役割の一つとして、障害発生時の統制者(障害対応をリードする役割)を担います。 本記事では、統制者として、…

Musubi AI在庫管理チームがFindy Team+ Award 2025にてBest Practice Awardを受賞しました

技術広報の櫛井です。 カケハシの「Musubi AI在庫管理」開発チームがFindy Team+ Award 2025に3年連続で選出され、Best Practice Awardを受賞いたしました。 prtimes.jp こちらのエントリでは、Findy Team+ Award 2025授賞式の様子と当日発表させていただい…