2021-10-05(火)にカケハシ主催での初の勉強会イベント「AI在庫管理(新規事業)の設計勘所」を行いました。
本エントリーでは、当日ご参加いただいた方だけでなく、いらっしゃることのできなかった方にもご覧いただくために、各登壇者の発表資料をご紹介します。
勉強会の冒頭でCTOの海老原がカケハシの変化について話しました。
カケハシは社員数が非常に増えており、社員は200人近くなっています。 薬局窓口のシステムを作るのに200人は必要あるのか?というと違います。
去年くらいからカケハシはシフトチェンジをしてきており、 「薬局向けB2B SaaS企業から薬局変革プラットフォームへ」 薬局の窓口業務を楽にするだけではなく、薬局を生まれ変わってもらうためのソフトウェア事業になろうとしています。
あらゆる産業が「ソフトウェアサービス」化する社会へなっていく中で、医療における体験はすべて繋がっています。これから求められるのは、局所ではなく包括的な改革。
そのような会社の取り組みの中で、創業時にはじめた電子薬歴サービスのMusubiに加えて、おくすり連絡帳サービスであるPocket Musubi、経営管理数値の分析ツールであるMusubi Insightが加わりました。
それに加えて、今回AI在庫管理のプロダクトのサービスを先月リリースしました。
この勉強会ではそのAI在庫管理サービス事業の立ち上げにおける、開発プロセスの変化の変遷、技術選定や実例、考え方、また医療の複雑さを、機械学習を活用して解決する方法に触れています。
講演内容
新規開発のスーパーカオス期からのスクラム導入Step by Step
〇登壇者: 新田智啓
〇概要: スクラムでの開発を行なっていなかったチームが、スクラムイベントを1歩ずつ進めて行った際の事例を紹介しています。
業務システムにも使いやすいUIを。モダンフロントエンドの技術選定
〇登壇者: 平松拓
〇概要: AI在庫管理のフロントエンド技術スタックを選定した際の勘所を紹介しています。
1万台のRaspberry Piを制御する。AWS IoTで実現する新処方箋情報基盤
〇登壇者: 加藤健二
〇概要: 基盤システムの課題解決にRaspberry_PiとAWS_IoTを利用した事例を紹介しています。
薬局の在庫発注管理の難しさと機械学習活用
〇登壇者: 保坂桂佑
〇概要: 薬局における在庫発注管理の難しさを機械学習を活用して解決した事例を紹介しています。
新規事業立ち上げ時のエンジニアリング
〇登壇者: 木村彰宏
〇概要: 新規事業の立ち上げ時の課題と、その解決のために段階的に取り組んだ内容を紹介しています。
最後に
今後も継続してこのような技術イベントを開催したいと思っているので、気になった方はカケハシのアカウントのフォローお願いします。